防湿庫

カメラやレンズは、汚れていなくても湿度が高いだけで白いカビが生えてきます。一度生えてしまったカビを完全に落とすことはできないため、カビが生えたカメラやレンズの価値はゼロに近いものになってしまいます。そうならないように、大事なカメラを持っているような人は「防湿庫」と呼ばれる保管ラックを購入して使用していることが多いです。防湿庫は密閉されたラック内を最適な湿度である40%前後に常に保ってくれます。電気代がかかりますが、メーカによると一月40円位で済むそうです。しかし防湿庫は意外に高価で、一番安いやつでも2万円弱くらいしてしまいます。そのため、高くても数千円で済む押入れに洋服をしまうときに使うボックスに乾燥剤をセットしたような「除湿箱(ドライボックス)」を使っている人も多いようです。
ただWebで調べる限り、除湿箱を使っている人が書く文章は『乾燥剤をこまめに交換』したりとか『乾燥し過ぎないようにたまに蓋を開ける』とか手間がかかることの不満ばかりのようです。対して防湿庫を使っている人は『自動だかららくちん』だとか『外に出していたのだけカビた』とか、早く買えばよかった的な感想ばかりでした。セコムとかALSOKとかを契約して自宅に対する安心を買うには、月々お安くない費用がかかります。レベルが違いますが、数万円を一回だけ支払うというのは、大事にしているカメラやレンズの安心料として安いものかもしれませんね。 (普通のブログなら、ここで除湿庫へのアフェリエイトのリンクが入るんでしょうね:−)
というわけで、向かいの席の人、いっちょ買っちゃいませんか?すごく安心できますよ!(たぶん)