上出来!

今日の夕方、ほんの数名が立っていて座席はすべて埋まっているという状態の電車内で座ってボ〜〜っとしていたのですが、そこに推定80才代(たぶん後半)の腰が曲がって杖をついているおばあさんが乗り込んできました。しかし、誰もおばあさんについて気に留めもしないんです。で、ちょうどドアとドアの真ん中くらい場所(進行方向に対して横向きの長い椅子、つまりドアから一番遠い位置)に自分は座っていたのですが、ええ、言いましたとも、『よろしければ、どうぞ!』…と。おばあさんはとても喜んでくれましたね。見て見ぬ振りをしていた人たちは、とたんに寝た振りとかそ知らぬ振りとかを始めましたね。都会の人は冷たい と言いたい所ですが、平塚から下りに差し掛かったところだったので、十分に田舎な人たちでした。でも、自分も今回は綺麗に席を譲れましたが、ビミューな年齢でビミョーな元気さの人だと、譲って逆に失礼にあたっちゃ悪いと思って言い出せないことが多いです。今回は判定が楽でしたが。という、ちょっと善い行い(当社比)なお話でした。