バカの壁

Hiekichi2003-07-08

私の先生の先生にあたる方から薦められていた本「バカの壁」が売れています。現在、売り上げNo.1!
まだ読み始めたばかりなので感想とまではいきませんが、人間関係などで精神的に悩んでいる方にお読みになることをお勧めします。現在読んだ部分だけで言うと、ソクラテスの「無知の知」などに通じるお話ですね*1。「何でも知っている、知ることができる、わかりあえるというのは幻想だし、それらを目指しても達成できるのはあくまで一部分だけのことである」ということを理解して物事に取り組むということですね。この本では具体例が、とてもわかりやすいお話で書いてあるので、読みやすいのではないかと思います。

もっとしっかりと読んでから、感想(っぽいこと)を書いたほうが良かったかも。まあすべてを読んでも、すべてを理解できるというのはありえないですが。

*1:若しくはアイザック・アシモフ先生のエッセイに載っている『僕は何でもわかってしまえるほど若くはないんだ』というお話でも同じですね